手拭いの始まり
画像出典:wikipedia
和小物を扱う店が増えてきた昨今、小紋や北欧風デザイン、萌え系キャラクターなど、いろいろな手拭いを見かけるようになりました。
ちょっとした贈り物にぴったりなので、何がいいのか迷ったから手拭い専門手に足を運びます。
手拭いが庶民に普及したのは、木綿が流通し始めた江戸中期以降。
汗を拭う、体を洗うのはもちろん、男女共に頭に巻いて被り物としても使っていました。
「守貞漫稿(もりさだまんこう)」でも、喧嘩破り、米屋破り、頬破り、吉原破り、などさまざまな破り方をしていました。
ねじり鉢巻は魚屋、喧嘩被りは江戸の火消し、鼻役者や力士は家紋や名前入りの手拭いを贔屓筋へ配り、踊りや三味線のお師匠さんも屋号を入れてお中元やお年賀にしていました。
生活道具でもありファッションアイテム、名刺代わ…