おはようございますモウリです。
今日は、書籍のご紹介となります。
店舗に立つアパレル販売員以外にも飲食や美容師など多様なサービス業の方も読める一冊です。
まんがでわかるセブン‐イレブンの16歳からの経営学-セブンイレブン監修
有名な本なので知っている方もいるかもしれませんね。
この本の良さは、なんと言ってもセブンイレブン創業者で“流通の神様”と呼ばれた鈴木敏文さんの経営思想がまんがでわかる点です。
普段あまり本を読まない人も読みやすい内容になっています。
なぜ店舗に立つ人に読んで欲しいのか?
それは、店舗運営に必要なノウハウがギュッと詰まっているからです。
上の立場になると、大量のタスクや責任/問題が表れます。
1番の問題は
「問題の解決方法がわからない!」
そんな悩みを持った方もいるのではないでしょうか?
本書ではそんな悩みを解決できるヒントが詰まっていると感じました。
業種は違えど学べる部分は沢山あります。
本書では第8章で経営学をお伝えしておりますが、本日はその中から、「第1章 アルバイトがなぜ即戦力に育つのか?-仮説と検証-」「第6章 組織のメンバーの当事者意識を引き出すには?-形式知と暗黙知-」の2章をご紹介いたします。
「第1章 アルバイトがなぜ即戦力に育つのか?-仮説と検証-」
まず第1章 アルバイトがなぜ即戦力に育つのか?-仮設と検証-についてです。
全国で約1万7000店(2014年時点)にのぼり、2位3位のローソン・ファミリーマートを大きく引き離す店舗数。
全店舗の売上高合計は約3.8兆円、コンビニの実力を示す1日当たりの1店舗平均高は約66万円で、他社より10万円も高い。
そんなセブンイレブンの強さの秘密が、「発注の仕方」。
発注の仕方自体は、GOT(グラフィック・オーダー・ターミナル)と呼ばれる端末システム(たまにipadみたいなのぶら下げてるアレです)に入力するだけなので難しい事はない。
だが、「何をどれだけ発注するか」は、店舗経営を左右する重要項目。
そこでセブンイレブンでは「仮説に基づいた発注」を重視する。
そこには必ず「賭け」の要素が含まれるが、セブンイレブンでは、このように「賭け」を伴う重要な発注をアルバイトにも分担して任せている。
その目的の一つは「やりがい」を生むため。
時間を切り売りして指示通りに動く「作業」のみをやらせていると、人は思考を停止してしまい、成長がない。
一方、難しくても自分で考えて答えをだす「仕事」を任されれば、人はやりがいを感じる。
その結果、自主的に仕事をするようになる。
そんなスタッフは、店舗にとっても大きな戦力。
実際、セブンイレブンのアルバイトは3ヶ月で店舗経営について1家言を持つまでに成長する。
この章では主人公が、レジ打ちを慣れ始めてすぐにお菓子コーナーの発注を任されている。
店長や副店長になると、下の子をどう育てるか?教育部分も少し悩み所です。
そんな時は1章を参考にするのも良いと思います。
「第6章 組織のメンバーの当事者意識を引き出すには?-形式知と暗黙知-」
「第6章 組織のメンバーの当事者意識を引き出すには?-形式知と暗黙知-」について
皆さんの中に、「後輩に仕事を教えてるのに全然伝わってない」。あるいは、「後輩が全然仕事できない!」ってイライラしたり。
そんな経験はあるのではないでしょうか?
そんな時に大切になるのが、「形式知」と「暗黙知」を理解することです。
「話して伝える」ことの目的は相手に話すこと、じゃなく。
相手の行動を引き出す事。
「ちゃんと伝えてる」って思っても、相手が行動しないのであればそれは伝わったことにならない。
知識には言葉やデータで伝わる「形式知」と、経験や感覚を通さなければ正しくは理解できない「暗黙知」がある。
仕事の意味や目的に関わる暗黙知は言葉の指示だけでは伝わらない。
一緒に体験したり、具体的な業務内容には一見関係なく見える思いや理想、価値観なんかをきちと伝えなければならない。
仕事に限らず、「わかってるよね?」では伝わらない事って案外多い。
夫婦の会話は2人にしか分からないことがある。
仕事仲間ともそこまでわかり合えるのが理想だけど、そのためにはできるだけ沢山ダイレクトなコミュニケーションを重ねるしかない。
そのためには、相手の立場になってコミュニケーションをするように心がけるのが良い。
この暗黙知は店舗でも現れる。
例えば、お店に入る時、誰にでも、「なんかいいものを見つけて満足したい」という気持ちがある。
だが、そのコンビニへの期待を言葉で全て伝えきるのは難しい。この表現できない期待が、顧客の暗黙知だ。
「顧客としての暗黙知」を、セブンイレブンでは、オーナーからアルバイトに至るまで顧客の立場で意識させてている。
だから、夏に肉まん、冬に冷やし中華が食べたくなるときもあると言う潜在ニーズにも気づいて、売上に結びつけられる。
伝えたつもりなのにではダメ。
しっかりと暗黙知を理解して、コミュニケーションを取ると良いですよ。
まとめ
その他にも、多様な場面でノウハウをまとめています。
読んでいて凄く面白かったですね。
店舗運営をしている人は是非読んでみてはいかがでしょうか?
気になるファッション・アパレルニュース
今週配信された、小売・ファッション系に特化して僕が気になるニュースをピックしてお届け。
キュレーションとしてご利用ください。
・BTSがNY国連総会で着用した服に隠された意味
韓国ファッション企業コオロンFnCのエコブランド「RE;CODE」と言う。サスティナブルを考慮したブランド。みたいです。
・【アマゾン】、ハイテク試着室をもつアパレル店!?レジなしにファッション・サブスク?
Amazonショップのファッションは凄そう。カッコ良いかどうかは別だけど。最新のIT技術は試してみたい。
・ナイキ、通期売上高見通し引き下げ 年末商戦の生産に遅れも
東南アジアで工場を持つ大手ブランドは、コロナの影響により、サプライチェーンにダメージが。
・BASE、出品型委託販売スペースを阪神梅田本店にオープン 小規模EC事業者のリアル店舗出店を支援
これ気になりますね。
・ベトナムアパレル市場の大転換│製造拠点から世界トップの消費市場へ
今ベトナムが盛り上がりを見せております。結構前から来てるとは聞いていましたが、ここまで来ましたか!視察に行ってみたいですね。
・アディダス、Marimekko(マリメッコ)との第二章コラボコレクションを発表
これ人気でるやろうな
・極楽湯×FREAK'S STORE、大人気サウナブランド「SAUVENIR」のコラボアイテム発売
今サウナブーム来てるもんね。
今週の気になる音楽
今週も多くの曲が発売されましたね。
モウリ的気になるアーティストをご紹介します。
今日聞く曲に迷ったら是非チョイスしてみて♩
最後に
今のZ世代は音楽を聴かない
最近10代の女子高生達と話す機会がありました。
そこで驚いた事があるのですが。
彼女達は音楽をあまり聴かないと言う事です。
聴かないと言うと語弊がありすが、興味がないと言った方が良いでしょうか?
「RIP SLYME知ってる?」と聞くと
「知らないです」と言い。
「じゃあCreepy Nutsは?」と聞くと
「いや知らないです」と言う。
僕からしたら驚きだ!
「じゃあ、曲とかって普段何聞くの?」と聞くと
「いやぁ〜、tiktokに流れる音楽ですね」
そうなんですよ!
今の10代はCDもあまり買わないし。
音楽のテレビ番組もあまり見ないみたい。
僕からしたら驚きだ!
じゃあどこから情報を得るのかって言うとsns。
もはやググるではなく、タグる時代(ハッシュタグ検索)。
確かに、RIN音や瑛人.YOASOBI辺りはsnsから火がついたアーティストの気がします。
と言うことは、これから何か商品やサービスを提供/販売するのであればsnsは必須だ。
最近では、snsマーケティングを商売にしているマーケターもいる。
購読者も何か商品を販売または影響力を得るにはsnsの攻略を考えて取り組んだ方が良いかもね。
来週から気温の方も下がり寒くなる予報です。
来週から本格的に秋晴れかもしれないですね。
では今日も楽しんで行きましょう♩